Perché?
旅先での出会いや自然からインスピレーションを受け
着け心地にこだわり
福岡にある直営店併設のアトリエで
デザイナーが手作業で制作。
時を経て味わい深く美しく経年変化し
身につける人の自然な美しさを引き立てます。
since 1999
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Perché?storia 13th Anniversary special month
Perché?storia 13th Anniversary special month @ Perché?storia 2026.9.4 (金)......28 (月)
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海と、手。
一粒の真珠ができるまでには、思っていたより、はるかに長い時間が必要。 その時間を、慶良間の海で、一人で積み重ねている人がいる。 国立公園に指定されている、慶良間諸島。 その海で生まれる真珠は、珠入れから始まるのではなかった。 単細胞微細藻類を培養し、 種苗を育て、 貝を育て、 珠を入れ、 さらに育て、 真珠を取り出す。 一粒の真珠が生まれるまでの、そのすべてを、一人で。 初めて、種苗センターを訪ねたときのこと。 正直、少し驚いた。 そこにあったのは、真珠が生まれる場所として想像していたものとは、まったく違う景色だった。 見たこともないほど大きなタンク。 静かな室内に並ぶ水槽。 棚には、いくつものビーカー。 その中で、稚貝の餌となる単細胞微細藻類が、静かに培養されていた。 まるで、研究室のようだった。 一粒が海で育ちはじめる、そのずっと前から、人の手と知恵が重ねられている。 私はそこで、改めてそのことを知った。 話を聞かせてくれたのは、ケラマパールの生みの親である養殖家。 工程について話すとき、その表情は、技術者のものだった。 慶良間の海は、養殖するには水温が低い。 だから、真珠層の結晶が小さくなる。 ケラマパールのやさしい色は、この海の色。 ふと、 「なぜ、慶良間だったんですか」 と尋ねた。 真珠と向き合って、三十年あまり。...
#9 海と、手。
一粒の真珠ができるまでには、思っていたより、はるかに長い時間が必要。 その時間を、慶良間の海で、一人で積み重ねている人がいる。 国立公園に指定されている、慶良間諸島。 その海で生まれる真珠は、珠入れから始まるのではなかった。 単細胞微細藻類を培養し、 種苗を育て、 貝を育て、 珠を入れ、 さらに育て、 真珠を取り出す。 一粒の真珠が生まれるまでの、そのすべてを、一人で。 初めて、種苗センターを訪ねたときのこと。 正直、少し驚いた。 そこにあったのは、真珠が生まれる場所として想像していたものとは、まったく違う景色だった。 見たこともないほど大きなタンク。 静かな室内に並ぶ水槽。 棚には、いくつものビーカー。 その中で、稚貝の餌となる単細胞微細藻類が、静かに培養されていた。 まるで、研究室のようだった。 一粒が海で育ちはじめる、そのずっと前から、人の手と知恵が重ねられている。 私はそこで、改めてそのことを知った。 話を聞かせてくれたのは、ケラマパールの生みの親である養殖家。 工程について話すとき、その表情は、技術者のものだった。 慶良間の海は、養殖するには水温が低い。 だから、真珠層の結晶が小さくなる。 ケラマパールのやさしい色は、この海の色。 ふと、 「なぜ、慶良間だったんですか」 と尋ねた。 真珠と向き合って、三十年あまり。...
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旅と、ジュエリー。|02 慶良間 ― 海から生まれるもの
旅は、時々、思いがけない出会いを連れてくる。 今年も、慶良間諸島・座間味島へ。 始まりは、数年前の年末だった。 冬の島で、友達とのんびり過ごす。 ただ、それだけの旅だった。 宿の方との何気ない会話から、自然と仕事の話になった。 「ここには、特別な真珠がありますよ」 そう言って、一人の養殖家を紹介してくださった。 そこで初めて出会った、ケラマパール。 詳しいことは、まだ何も知らなかった。 それでも、その色から、目が離せなかった。 白でもなく、黒でもない。 光を受けるたび、静かに表情を変える、やさしい色。 気がつけば、どの珠をお迎えしようか、夢中で選んでいた。 それから、毎年のように慶良間へ。 ケラマパールを選び、養殖家に会うために。 そして、あの日、紹介してくださった方にも。 島を訪れるたび、会いたい人が、少しずつ増えていった。 2024年には、養殖家の船でホエールウォッチングへ。 午後は奥さまと一緒に、ヤマモモを採りに行った。 その前年、手づくりのヤマモモ酒をいただいたときの、 「今度は、採りに行きましょう」 という約束を、覚えていてくださった。 観光だけでは出会えない、島の日常に、少しだけ混ぜてもらった。 そして、今年。...
#8 旅と、ジュエリー。|02 慶良間 ― 海から生まれるもの
旅は、時々、思いがけない出会いを連れてくる。 今年も、慶良間諸島・座間味島へ。 始まりは、数年前の年末だった。 冬の島で、友達とのんびり過ごす。 ただ、それだけの旅だった。 宿の方との何気ない会話から、自然と仕事の話になった。 「ここには、特別な真珠がありますよ」 そう言って、一人の養殖家を紹介してくださった。 そこで初めて出会った、ケラマパール。 詳しいことは、まだ何も知らなかった。 それでも、その色から、目が離せなかった。 白でもなく、黒でもない。 光を受けるたび、静かに表情を変える、やさしい色。 気がつけば、どの珠をお迎えしようか、夢中で選んでいた。 それから、毎年のように慶良間へ。 ケラマパールを選び、養殖家に会うために。 そして、あの日、紹介してくださった方にも。 島を訪れるたび、会いたい人が、少しずつ増えていった。 2024年には、養殖家の船でホエールウォッチングへ。 午後は奥さまと一緒に、ヤマモモを採りに行った。 その前年、手づくりのヤマモモ酒をいただいたときの、 「今度は、採りに行きましょう」 という約束を、覚えていてくださった。 観光だけでは出会えない、島の日常に、少しだけ混ぜてもらった。 そして、今年。...
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通常価格 ¥71,500 JPY通常価格セール価格 ¥71,500 JPY -
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