Perché?
福岡のアトリエから
旅の記憶、手仕事がつなぐ時間
since 1999
Perché?について
Perché?は、
イタリア語で「なぜ?」「どうして?」。
大人になっても、
小さな好奇心を忘れずにいたい。
その思いを重ね、
1999年に始まったジュエリーブランドです。
旅先で出会った人や、
そこで見た風景。
海の色、風、水温、音。
時間が経ち、手を動かしていると、
記憶の中にあったものが少しずつ現れてきます。
福岡・薬院にある、
直営店 Perché?storiaとつながるアトリエでは、
工具と金属が直接ふれ合う、
昔ながらの彫金で制作しています。
K18、Silver、天然石。
慶良間諸島で育ったパールや、
ナチュラルカラーダイヤモンド。
一つずつ異なる色や輪郭を見ながら、
その素材に合う形を探していきます。
肌に触れるところは、なめらかに。
身につけたときの重さや動きも確かめながら。
同じ名前の作品でも、
昨日つくったものと、今日つくるものは少し違う。
手でつくることと、
自然から生まれた素材を使うこと。
Timeless.
Ageless.
Seasonless.
流行や年齢、季節を越えて、
何気ない日にも身につけていられること。
ふとしたとき、無意識に触れ、
いつもの自分に戻れること。
Perché?は、
そんな小さなお守りのようなジュエリーをつくっています。
つくること、手渡すこと。
旅をすると、
いつもより少し、感覚がひらいていく。
その土地の色や匂い。
風、水温、音。
そこで交わした言葉や、
何度も会いたくなる人のこと。
いろいろなものが混ざり合い、
言葉にならないまま、自分の中に残っていきます。
アトリエで、
リングを磨いているとき。
ダイヤモンドを選んでいるとき。
真珠を連ねているとき。
忘れていた風景が、
ふと戻ってくることがあります。
金属に火を当てるときは、
熱と光を見ながら、一瞬で判断する。
石や真珠を選ぶときは、
光の中で何度も角度を変えてみる。
どこを残し、
どこに手を加えるのか。
その素材が、
いちばんその素材らしくいられる形を探していきます。
作品が出来上がったとき、
すべてが完成するわけではないと思っています。
身につけるほど、
金属の表面には少しずつ艶が生まれる。
肌に触れ、
暮らしの中で小さな痕跡が重なっていく。
美しい経年変化を経て、
ジュエリーはゆっくりと、その人だけのものになっていきます。
私はジュエリーをつくりながら、
時間の続きを、手渡しているのかもしれません。
Miwa Akiyoshi
Designer Profile
Miwa Akiyoshi
日本宝飾専門学院にて宝飾の基礎を学ぶ。
1999年12月、
自身のブランド「Perché?」を立ち上げる。
2000年より、展示会などでの活動を本格的に開始。
2002年、
福岡市に「アトリエPerché?」を設立。
2013年、
福岡・薬院に直営店「Perché?storia」をオープン。
現在も、直営店につながるアトリエで、
一点ずつ手を動かしながら制作を続けている。
旅先で出会った人や自然、
長く使うことで変わっていく素材から着想を得て、
時代、年齢、季節にとらわれないジュエリーをつくる。