集めると、深まる。

白い布の上に、プレートや原石、パールのチャームたちが静かに散らばっている。少しずつ集めていく、そのはじまり。


ネックレスやブレスレットに
そっと添える小さな装身具。

チャーム。

はじまりは、紀元前。
お守りや魔除けとして、
身につけられていた。


誕生石だったり、
ラッキーナンバーのプレートだったり。

まずはひとつ。
お気に入りからはじまる。

これからを見守る、
私だけの、小さなお守り。

気がつけば、
いつも身につけている。

 

白いトップスの首元に、青い原石のチャームがひとつ。毎日の装いに、そっと寄り添う。

記念日や、
次に進む節目ごとに、
ひとつ、またひとつ。

時が経って、
少しずつふえていく。

一点ずつ手仕事で仕上げたプレート。
自分のイニシャルや、記念日の数字。
慶良間諸島で育ったパール。
小さな光を宿す、色石たち。

 

イニシャルや数字を刻んだプレート、慶良間のパール、小さな色石。ひとつずつ手仕事で仕上げたチャームたち。

ある日、ネックレスに
ふたつ、みっつとつけてみる。

すると、
ひとつだけだったときには
見えなかった景色が見えてくる。

色と色が、呼応する。

かたちの個性が、並んで立つ。

装いにあわせて、
チェーンを変えてみる。

その日の気分で、入れ替えてみる。

ひとつだけの日もある。

全部つける日もある。

選び方は、自由。

 

ゴールドのチェーンに、ピンク・ブルー・グリーンの3つのチャーム。色と色が、静かに呼応している。

少しだけ違う気分が、
なんだか楽しい。

私は旅に行くとき、
たくさんのチャームが重なるネックレスを
いつも身につけている。

ふと、触れてみる。

 

黒いトップスの胸元で、重なるチャームを指先でそっと持ち上げる。手触りも、重なる音も、心地いい。

手触りや、
重なる音も心地いい。

この感覚があると、
知らない場所でも安心する。

私のお守り。

旅と、ジュエリー。|序章(Journal #3)


Perché?の charm collection に、
新しい仲間が加わった。

甲府で出会った、
原石のサファイア。

宝石の街と呼ばれる場所で、
私が惹かれたのは、
磨き上げられた青ではなく、
素朴なままの青だった。

色の濃淡。

不揃いなかたち。

ふたつとして、
同じものはない。

 

原石のサファイア、7つ。色の濃淡も、不揃いなかたちも、ふたつとして同じものはない。

 

その個性を活かして、
ひとつずつ手作業で穴をあけ、
最小限の研磨を施した。

磨かれたサファイアも、美しい。
原石のサファイアも、美しい。

 

チェーンに並ぶ、原石サファイアのチャーム4つ。淡い青から深い青まで、それぞれの表情。

集めていくうちに、
自分の好きが、見えてくる。

あのときぐっと惹かれたもの。

どうしても身につけたくなったもの。

いつのまにか、
そのひとつひとつが、
自分の輪郭になっている。

それぞれのチャームに、
あのときの自分が、入っている。

集めると、深まる。

次は、
どんな出会いが待っているんだろう。


・charm collection(チャームコレクション)


Perché?

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